神社所有の貸衣装

神社所有の貸衣装

 当宮で挙式されるお二人に限り、神前結婚式にふさわしい新婦用の白無垢や色打掛、新郎用の羽織袴などを貸し出ししております。衣装選びから着付けまで一括してサポートいたしますので、外部とのやり取りが不要になり、準備のご負担も軽減されます。神社ならではの厳かな空間で、格式ある装いに身を包み、心に残る特別な一日をお迎えいただけます。

白無垢

 白無垢は、神前もしくは仏前式でのみ着ることができる最も格式の高い装いです。純潔・清浄・新たな門出を象徴しており、着物、掛下、帯、襟、小物、草履にいたるまで、すべて白で統一します。また、綿帽子は白無垢以外で着用することはできません。

色打掛

 色打掛を着たら白無垢には戻れないという着用のルールがあります。これは、色打掛に「婚家の人になった」という意味が込められているためです。色打掛は、中に着る着物「掛下着」が白無垢と兼用できるので、お色直しの衣装として選ばれています。

引き振袖

 引き振袖は婚礼用の特別なもので、おはしょりをせず裾を引きずって歩くことから引き振袖と呼ばれます。裾にふき綿という綿が入っており、優雅な動きを生み出すため、荘厳な場を演出します。挙式・披露宴どちらでも着用できますが、後から白無垢を着ることはできません。

新郎衣装

 神前結婚式における新郎の正式な和装は、黒五つ紋付き羽織袴(くろいつつもんつきはおりはかま)です。男性の最も格式高い第一礼装で、新婦の白無垢・色打掛・引き振袖に匹敵する格式となります。
 羽織と着物は黒無地、家紋が五つ(背中、両袖、両胸)に入っており、袴は縞模様、これに白の半襟・白足袋・白い扇子などの小物を合わせます。
 家紋は主なものは一通りご用意しておりますので、打ち合わせの際にご自宅の家紋をお伝えください。

衣装初穂料

衣装挙式当日のみ前撮り+挙式当日(両日同じ衣装に限ります)
白無垢25,000円30,000円
色打掛25,000円30,000円
引き振袖20,000円25,000円
白無垢・色打掛・引き振袖すべて70,000円→60,000円85,000円→75,000円
黒五つ紋付き羽織袴30,000円35,000円

※十二単・束帯の費用は別途お見積りになります
※着付け・ヘアメークにかかる費用が別途必要です

十二単・束帯(外注)

 皇室の儀式などで目にする機会もあり、一度は着てみたいと思う方も多いと思います。こちらは衣装・着付けなどすべて専門業者に委託することになりますが、当宮で挙式される場合にのみご相談をお受けしております。

実際の挙式の様子